FUN Advent Calendar(Part2)9日目の記事
はじめに
本記事はFUN Advent Calendar 2018 Part2の9日目の記事となります!大遅刻!
自己紹介
はじめましての方ははじめまして.みこと(TwiterID:hitoyozake)といいます.
200X年入学で学部を卒業(院は東京に外部進学)した卒業生です.現在も東京でのほほんと社内ニート社会人をしています.
今日書くこと
生活のこととか最近ハマっていることとか,進学のアドバイスを書こうか悩んだのですがいかんせん卒業してから何年も経っているため先輩風の強い実情に沿わない陳腐化した情報を提供しかねないためやめました.
そこで学生当時からちょっと熱を入れていて,今も規格を追っているC++のちょっとした記事でお茶を濁そうかと思います.
お題目は「C言語を学んできたあなたに送る,C++を書く時にちょと使えるステップアップコード」です.
と思ったのですがそういう記事はやめて,私は普段Twitterに料理やご飯の画像をアップしているのですが,
ありがたいことに時々知人や友人にあげている料理が美味しそうだ,と褒めてもらうことがあり,
加えて時々美味しそうに撮る方法とかを聞かれるので今回は数あるテクニックのうちの現像に絞ってご紹介する記事を書くことにしました.
RAW画像編集でできるインスタ映えする料理画像の作り方
RAW画像とは
RAW画像とはカメラがセンサで捉えた画をそのまま生の状態(RAW)で保存したデータのことです.撮った写真がjpegで保存されるカメラは,RAW画像をカメラが内部でいい感じに変換(これを一部では現像と言います)して保存してくれています.
でも,撮ってみた写真(jpeg)が思った風とは違うな,と言った映りの時がありますよね.そこで"いい感じ"をニンゲンの手(マニュアル)で作って現像してみよう,と考えるわけですがその現像前の編集作業をRAW画像編集と言います.
前述の通り,美味しそうな料理写真の撮り方のテクニックの1つとして,RAW画像編集を使って料理の写真をいい感じにするテクニックをご紹介します.
まずはじめにこれがセンサーで捉えたそのままのデータであるRAW画像を編集せずにjpegにした写真.
明度をいじる!
少し明るめが美味しそうに映ります.逆に暗めだと雰囲気を活かした写真に(例えばキャンドルが近くにある場合など)なりやすいです.
ここで重要なのは写真全体を明るくするのではなく,見せたい料理が明るめになっていることだと思います(ちなみに写真全体が明るくなりすぎて眩しい場合は後で出てくるハイライトのパラメータで調節しますのでご安心を).
彩度をいじる!
強ければ強いほどいいけど程々に.背景に料理よりも色が強いものがあるといじっていることが際立ってしまいます.黒背景や白背景がおすすめ.
ちなみにおおまかな色ごとに彩度をいじることもできるので,全体の彩度を強めたあとにその他の色の彩度を下げるとその不自然さが解消されたりも!(よくやります)
色相をいじる!
料理は時々例外もありますが総じて暖色系(赤っぽく)すると美味しそうに見えます. 暖色系は温かい料理に対して効果的ですね.逆に冷たい料理は青っぽくすると良いこともあります.
コントラストをいじる!
少し強めると良いかもしれません.一方でコントラストの強度は被写界深度の強調の強弱に逆の相関っぽい影響を与えます.すなわち,コントラストが弱いと全体的にぼんやりした写真になります.ふわふわ感を出したいのなら敢えて弱めるのも有効!
弱めるとこんな感じでぼんやりとした感じに(ソフトによっては明瞭度といったパラメータを使ったほうが全体的にいい感じにしてくることも)
ハイライトをいじる!
白い部分や光の反射を映えさせるのには強めに,逆に眩しい写真は弱めるとよいです.見せたいメインの料理に対して写真全体や他のものが明るすぎたりすると眩しくて見れたものではありませんよね.
今回は銀色のお皿とチーズを明るくしたかったので少しハイライトを強めました.
結果
最終的にはこんな感じになりました.
元の写真と並べてみていかがでしょうか?いい感じになっていませんか?
今回ご紹介した方法は私が使っているテクニックの簡易版となりますが,まだまだこの作業は奥が深いのでぜひみなさんもRAW画像編集テクニックを磨いて現像を楽しんでくださいね.
以上,2018 FUN AdventCalander(Part2)の9日目の記事でした.
拙作な記事でしたがお読みいただきありがとうございます.